トヨトミの石油ファンヒーターは型番が多く、どれを選べばいいのか迷いますよね。
LC-S36P、WA-N33、LC-SHB40N、WAR-N68……名前だけでは違いが分かりにくいものです。
LC-S36P、WA-N33、LC-SHB40N、WAR-N68……名前だけでは違いが分かりにくいものです。
結論からお伝えします。
まず部屋の広さで「暖房の大きさ」を決め、次に「人感センサーが必要か」でシリーズを選ぶ。この順番で考えると、10機種以上あっても2〜3機種までしぼれます。
まず部屋の広さで「暖房の大きさ」を決め、次に「人感センサーが必要か」でシリーズを選ぶ。この順番で考えると、10機種以上あっても2〜3機種までしぼれます。
- 消し忘れが心配・灯油を節約したい → 人感センサーモデル(LC-S33P/LC-S36P/LC-S53P)
- 費用をおさえたい → スタンダードモデル(LC-32P/WA-N33/WA-N36/WA-N53)
- 広い部屋で使いたい・見た目も大事 → アンティークモデル(LR-68P/WAR-N68)
- 灯油と電気を組み合わせたい → ハイブリッド(LC-SHB40N/WAE-N40)
この記事では、トヨトミ公式サイトの情報をもとに、シリーズごとの違いと選び方を整理しました。
※仕様は2026年10月にトヨトミ公式サイトで確認したものです。
※仕様は2026年10月にトヨトミ公式サイトで確認したものです。
トヨトミの石油ファンヒーターは4シリーズ

トヨトミ公式サイトの製品一覧をシリーズ別に並べると、次のようになります。
| シリーズ | 型番 | 木造 | コンクリート |
|---|---|---|---|
| 人感センサー | LC-S33P | 9畳まで | 12畳まで |
| LC-S36P | 10畳まで | 13畳まで | |
| LC-S53P | 14畳まで | 19畳まで | |
| スタンダード | LC-32P | 9畳まで | 12畳まで |
| WA-N33 | 9畳まで | 12畳まで | |
| WA-NW33 | 9畳まで | 12畳まで | |
| WA-N36 | 9畳まで | 12畳まで | |
| WA-N53 | 14畳まで | 19畳まで | |
| アンティーク | LR-68P | 18畳まで | 24畳 |
| WAR-N68 | 18畳まで | 24畳 | |
| ハイブリッド | LC-SHB40N | 11畳まで(灯油だけなら9畳まで) | 14畳まで(灯油だけなら12畳まで) |
| WAE-N40 | 11畳まで(灯油だけなら9畳まで) | 14畳まで(灯油だけなら12畳まで) |
※「木造」は戸建て、「コンクリート」は集合住宅の目安です(トヨトミ公式サイトの表記)。
同じ部屋でも、木造かコンクリートかで目安が3〜6畳ほど変わります。
マンションの場合は、そもそも石油ファンヒーターを使ってよいかも先に確かめてください。管理規約で禁止されていることがあるためです。
マンションの場合は、そもそも石油ファンヒーターを使ってよいかも先に確かめてください。管理規約で禁止されていることがあるためです。
どの機種にも共通する3つの特徴
型番を比べる前に、トヨトミ公式サイトで説明されている共通の特徴を見ておきましょう。
1. エコバーナーと3年保証
トヨトミが「エコバーナー」と呼ぶ、ポット式のバーナーを採用しています。
点火のときにバーナーを高温にすれば、あとはその熱が保たれるので、燃焼中に灯油を気化させるための電気を使い続けない仕組みです。
公式サイトでは、この構造を理由に3年保証を掲げています。
トヨトミが「エコバーナー」と呼ぶ、ポット式のバーナーを採用しています。
点火のときにバーナーを高温にすれば、あとはその熱が保たれるので、燃焼中に灯油を気化させるための電気を使い続けない仕組みです。
公式サイトでは、この構造を理由に3年保証を掲げています。
2. 前シーズンの灯油でも故障しにくい設計
公式サイトでは、高温で燃やしきるため、持ち越しの灯油を燃やしても故障しにくいとしています。
ただし、1年以上たった灯油・冷暗所以外で保管した灯油・水が混ざった灯油は使わないよう、注意書きがあります。
公式サイトでは、高温で燃やしきるため、持ち越しの灯油を燃やしても故障しにくいとしています。
ただし、1年以上たった灯油・冷暗所以外で保管した灯油・水が混ざった灯油は使わないよう、注意書きがあります。
3. 安全装置
チャイルドロック、不完全燃焼防止装置、消し忘れ消火装置(点火から約3時間で自動消火)、対震自動消火装置の4つを、標準の安全装置としています。
締め切った部屋では空気が足りなくなるので、使っているあいだは1時間に1〜2回、1〜2分ほどの換気が必要です。
チャイルドロック、不完全燃焼防止装置、消し忘れ消火装置(点火から約3時間で自動消火)、対震自動消火装置の4つを、標準の安全装置としています。
締め切った部屋では空気が足りなくなるので、使っているあいだは1時間に1〜2回、1〜2分ほどの換気が必要です。
シリーズ別の選び方
人感センサーモデル|消し忘れと灯油のムダが気になる人に
人の動きを検知して、火力を自動で調整し、いなくなると消火まで行うモデルです。
トヨトミの試算では、3.6kWの機種で人感センサーとエコモードを使うと、灯油代と電気代を合わせて年間約9,100円の節約(LC-S36P)とされています。
トヨトミの試算では、3.6kWの機種で人感センサーとエコモードを使うと、灯油代と電気代を合わせて年間約9,100円の節約(LC-S36P)とされています。
※年間5か月・1500時間、灯油1L=121円などの条件で、メーカーが自社基準で算出した数値です。使い方によって変わります。
リビングのように人の出入りがある部屋や、つけっぱなしで出かけてしまいそうな方に向いています。
リンク
スタンダードモデル|機能をしぼって費用をおさえたい人に
人感センサーなしの基本モデルです。
WA-N36・WA-N53の公式ページには、大きめの7.0Lタンクや、給油ランプがついても節約運転で続けられる給油延長機能が書かれています。
寝室や個室など、いるときだけ使う部屋なら、人感センサーがなくても困らない場面が多いはずです。
WA-N36・WA-N53の公式ページには、大きめの7.0Lタンクや、給油ランプがついても節約運転で続けられる給油延長機能が書かれています。
寝室や個室など、いるときだけ使う部屋なら、人感センサーがなくても困らない場面が多いはずです。
リンク
アンティークモデル|広い部屋とインテリアを重視する人に
「やさしい温風と赤熱の快適さ」とうたわれる大きなモデルです。
木造18畳まで・コンクリート24畳と、一覧の中でいちばん広い部屋に対応します。
狭い部屋向けの「小部屋運転」(木造15畳まで・コンクリート20畳まで)も用意されています。
木造18畳まで・コンクリート24畳と、一覧の中でいちばん広い部屋に対応します。
狭い部屋向けの「小部屋運転」(木造15畳まで・コンクリート20畳まで)も用意されています。
ハイブリッド|灯油と電気を組み合わせたい人に
「ハイブリッド暖房+人感センサー」のモデルです。
同時に運転すると木造11畳まで、灯油だけなら木造9畳まで。運転のしかたで暖められる広さが変わるので、使う部屋に合わせて確かめておきましょう。
同時に運転すると木造11畳まで、灯油だけなら木造9畳まで。運転のしかたで暖められる広さが変わるので、使う部屋に合わせて確かめておきましょう。
同じシリーズで迷ったときの見方
人感センサーモデルの3機種を、公式ページの情報で比べてみます。
| 項目 | LC-S33P | LC-S36P | LC-S53P |
|---|---|---|---|
| 木造の目安 | 9畳まで | 10畳まで | 14畳まで |
| コンクリートの目安 | 12畳まで | 13畳まで | 19畳まで |
| タンク容量 | 公式の機能紹介に記載なし | 7.0L | 7.0L |
| 最小燃焼時の運転音 | 18dB | 23dB | 24dB |
| 給油延長 | 最大60分 | 最大90分 | 最大60分 |
| 節約の試算(年間) | 約9,600円 | 約9,100円 | 公式ページで要確認 |
LC-S33Pは静かさが強み、LC-S36Pは給油の回数を減らせるのが強み、というのが分かりやすい違いです。
寝室で使うならLC-S33P、毎日長い時間使う部屋ならLC-S36Pと考えると選びやすいと思います。
寝室で使うならLC-S33P、毎日長い時間使う部屋ならLC-S36Pと考えると選びやすいと思います。
買う前に気をつけたい3つのこと
- 暖房の目安は「まで」の数字……寒冷地や断熱の弱い部屋では、余裕のある機種を選ぶ
- 灯油の置き場所と給油の手間……タンクの持ち運びと、灯油の保管場所も考えておく
- まわりのスペース……洗濯物や家具を近づけない。設置の離し方は取扱説明書で確かめる
ダイニチやコロナと比べたい方は、当サイトの型番比較も参考にしてみてください。
→ FW-3726SGXとFW-3725SGXの違いは?価格差12,000円を検証
→ FH-VX3626BYとFH-VX3625BYの違いは?コロナ新旧の仕様と価格
→ FW-3726SGXとFW-3725SGXの違いは?価格差12,000円を検証
→ FH-VX3626BYとFH-VX3625BYの違いは?コロナ新旧の仕様と価格
よくある疑問
石油ファンヒーターの電気代はかかる?
トヨトミの公式サイトによると、電気を多く使うのは点火のときで、運転中に使うのはファンや制御の分の電気です。
そのほかの暖房の電気代は、こちらの記事で比べています。
→ オイルヒーターの電気代は1時間約37円|つけっぱなしの1ヶ月と抑え方
そのほかの暖房の電気代は、こちらの記事で比べています。
→ オイルヒーターの電気代は1時間約37円|つけっぱなしの1ヶ月と抑え方
3時間で消えるのは故障?
故障ではありません。消し忘れ消火装置が、点火から約3時間で自動で消火します。残り10分になると表示と音で知らせ、延長時間(3時間・2時間・1時間)を選んで続けることもできます。
去年の灯油は使える?
「故障しにくい」とされていても、1年以上たった灯油や、日の当たる場所に置いた灯油、水が混ざった灯油は使わないよう、公式サイトで注意されています。迷ったら新しい灯油に替えるのが安心です。
部屋の広さ別|候補になる型番の早見表
公式サイトの暖房の目安をもとに、部屋の広さごとの候補を並べました。
目安ぎりぎりではなく、少し余裕のある機種を選ぶと、強い燃焼が続きにくくなります。
目安ぎりぎりではなく、少し余裕のある機種を選ぶと、強い燃焼が続きにくくなります。
| 使う部屋(木造の場合) | 人感センサーあり | 人感センサーなし |
|---|---|---|
| 6〜8畳 | LC-S33P | LC-32P/WA-N33/WA-NW33 |
| 9畳 | LC-S36P | WA-N36 |
| 10〜14畳 | LC-S53P | WA-N53 |
| 15〜18畳 | ― | LR-68P/WAR-N68 |
※当サイトの整理です。WA-N36は木造9畳までの目安なので、10畳を暖める場合はLC-S36PかWA-N53が候補になります。
コンクリートの集合住宅なら、同じ機種でも暖められる広さが増えます。
たとえばLC-S33Pは、木造なら9畳まで、コンクリートなら12畳までです。
たとえばLC-S33Pは、木造なら9畳まで、コンクリートなら12畳までです。
人感センサーの節約額はどう読む?
「年間約9,100円の節約」と聞くと大きく感じますが、前提の条件を見ておくことが大切です。
- 使う時間……年間5か月・1500時間(1日およそ10時間)の計算
- 人感センサーの動き……1時間に10分はたらく(1日8回まで)という想定
- 灯油の価格……1L=121円での試算
つまり、長い時間つけていて、人の出入りがある部屋ほど効果が出やすい計算です。
夜に2〜3時間だけ使う部屋なら、節約額はこの数字よりかなり小さくなると考えておきましょう。差額が気になる方は、使う時間に合わせて考えてみてください。
夜に2〜3時間だけ使う部屋なら、節約額はこの数字よりかなり小さくなると考えておきましょう。差額が気になる方は、使う時間に合わせて考えてみてください。
マンションで使う予定の方は、こちらも先に確かめておくと安心です。
→ マンションで石油ファンヒーターは使える?禁止が多い3つの理由
→ マンションで石油ファンヒーターは使える?禁止が多い3つの理由
まとめ|トヨトミの石油ファンヒーターの選び方

- まず部屋の広さと、木造かコンクリートかで大きさを決める
- 消し忘れと灯油の節約が気になるなら人感センサーモデル
- 費用をおさえるならスタンダードモデル、広い部屋ならアンティークモデル
- 共通してエコバーナーと3年保証。ただし古い灯油・水が混ざった灯油は使わない
- 使うあいだは1時間に1〜2回の換気を忘れずに
部屋に合う一台が見つかると、冬の朝の支度がぐっと楽になります。
自分の暮らしに合う一台が見つかるといいですね。
自分の暮らしに合う一台が見つかるといいですね。
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※本記事の仕様・試算は、トヨトミ公式サイトの製品一覧と各製品ページを2026年10月に確認して作成しています。節約の金額はメーカーの条件による試算で、使い方によって変わります。

