FW-3726SGXとFW-3726GRの違いは?機能と価格差を比較

並べて置かれた2台の石油ファンヒーター 家電
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ダイニチの石油ファンヒーターで、上位モデルを探すと「SGXタイプ」と「GRタイプ」の2つが出てきます。
同じ木造10畳向けのFW-3726SGXとFW-3726GRは、何が違うのでしょうか。
結論からお伝えします。
暖房の力(出力・畳数・タンク・着火時間・運転音)は、まったく同じです。違うのは「温風の届け方」と「人を見て節約する機能」、そして価格です。
SGXには、動くフラップ・省エネセンサー・傾いた操作パネルが付きます。価格差は約11,000円(2026年10月11日時点)。
この記事では、公式サイトの仕様表と機能の一覧を並べて、どちらを選ぶかを整理しました。

FW-3726SGXとFW-3726GRの仕様を並べる

ダイニチ公式サイトの、SGXタイプ・GRタイプ(どちらも2026年モデル)の仕様表です。
項目 FW-3726SGX FW-3726GR
暖房のめやす 木造10畳/コンクリート13畳 木造10畳/コンクリート13畳
暖房出力 3.70〜0.74kW 3.70〜0.74kW
燃料消費量 0.360〜0.072L/h 0.360〜0.072L/h
タンク容量 9.0L 9.0L
消費電力(大火力/小火力) 129W/62W 129W/62W
運転音 37〜25dB 37〜25dB
着火時間 35秒 35秒
本体寸法(高さ×幅×奥行) 445×438×401mm 445×438×385mm
質量 12.8kg 12.2kg
カラー 2色(プレミアムマットホワイト/ストーンブラック) 1色(スノーホワイト)
暖める力に関係する数字は、すべて同じです。
違うのは、奥行(SGXが16mm大きい)、重さ(SGXが0.6kg重い)、色の数だけ。
つまり、「SGXのほうがよく暖まる」わけではありません。差は、次の機能のところにあります。

SGXにだけ付いている4つの機能

SGXだけの機能

公式サイトの機能の一覧を見比べると、SGXタイプにあってGRタイプにないものは、次の4つでした。
SGXだけの機能 何がうれしいか
動くフラップ(スイング) 吹き出し口の羽根が動いて、温風の向きを変える。足もとから部屋全体へ届けやすい
省エネセンサー 人の動きを見て、いないときは火力を抑える・消す
傾斜23.4°の操作パネル 立ったまま見やすく、押しやすい角度
白色バックライト液晶・減光セレクト 表示が白く明るい。寝室などでは明るさを落とせる
公式サイトでは、SGXは「快温・速暖・消臭」のトリプル宣言、GRは「速暖・消臭」のダブル宣言と表現されています。
ちがいは「快温」=温風の届け方の1つ、ということです。
節約の機能も、SGXは「室温の変化」と「人の動き」の2つを見るWエコプラス。
GRは「室温の変化」を見るecoおまかせモードプラスのみです。人のいない部屋でつけっぱなしにしがちな家庭では、SGXのセンサーが効いてきます。

どちらにも付いている機能

上位モデルらしい装備は、GRにもひと通りそろっています。
  • 35秒着火……スイッチを入れてから火がつくまでが速い
  • 消臭……点火・消火のときのにおいを抑える
  • 9Lタンク……給油の回数が少なくて済む(最長125時間)
  • ワンタッチ汚れんキャップ……給油のときに手が汚れにくい
  • かんたんフィルタークリーナー……背面のフィルターを、スライドさせるだけで掃除できる
  • タンクWとって・8段階油量モニター
  • ecoおまかせモードプラス(室温が上がると自動で一時消火)
  • Wタイマー・延長セレクト・メロディーお知らせ
灯油の暖房で面倒な「給油」と「フィルター掃除」のらくさは、GRでも同じです。
ここがGRのいちばんの強みで、価格の安い下位のタイプとの差でもあります。

価格差は約11,000円

価格.comに掲載されている最安値です(2026年10月11日時点)。
型番 最安値 掲載店舗
FW-3726SGX 50,800円 13〜15店
FW-3726GR 39,800円 18店
差は11,000円。
この金額で手に入るのは、動くフラップ・省エネセンサー・見やすい操作パネル・色の選択肢、の4つです。
なお、SGXには1年前のモデル(FW-3725SGX)があり、公式の仕様は2026年モデルと同じで、価格が下がっています。
「SGXの機能がほしいけれど、価格はGRに近づけたい」という場合は、型落ちのSGXが有力な候補になります。
→ FW-3726SGXとFW-3725SGXの違いは?価格差12,000円を検証

FW-3726GRが向いている人

使い方で選ぶSGXとGR

ここが評価されやすいポイント
  • 暖房の力はSGXと同じで、約11,000円安い
  • 9Lタンク・汚れんキャップ・フィルタークリーナーなど、手入れのらくさは同じ
  • 奥行が16mm小さく、0.6kg軽い
気をつけたいポイント
  • 温風の向きは変えられない(固定)
  • 人がいなくても、室温が上がるまでは燃え続ける
  • 色は白の1色のみ
人がいる時間だけ使う部屋、価格を抑えたい方には、GRで不足はありません。

FW-3726SGXが向いている人

ここが評価されやすいポイント
  • 動くフラップで、足もとから部屋全体へ温風を届けやすい
  • 省エネセンサーが、人のいない時間の灯油を抑える
  • 操作パネルが傾いていて、立ったまま押しやすい
  • 黒を選べる
気をつけたいポイント
  • 暖房の力そのものはGRと同じ。価格差は機能の差
  • フラップが動く分、吹き出し口の前に物を置かない配慮がいる
リビングで家族が出入りする、つけたまま部屋を離れることが多いという使い方なら、SGXの機能が生きてきます。

よくある疑問

SGXとGR、灯油の減り方は同じ?

仕様の燃料消費量は同じです(0.360〜0.072L/h)。
ただ、SGXは人のいないときに火力を抑えるので、つけっぱなしの時間が長い家庭ほど、SGXのほうが灯油が減りにくくなります。人がいる時間だけ使うなら、差はほとんど出ません。

ほかのサイズでも、SGXとGRの関係は同じ?

同じです。SGX・GRとも、3726(木造10畳)・4726(木造12畳)・5726(木造15畳)の3サイズがあります。
大きいサイズの新旧の違いは、こちらで確認しています。
→ FW-5726SGXとFW-5725SGXの違いは?仕様を徹底比較

型番の見分け方は?

数字のあとのアルファベットがタイプです。「FW-3726SGX」と「FW-3726GR」は、数字が同じでも別のモデル。
通販で探すときは、最後のアルファベットまで確かめてください。

まとめ|FW-3726SGXとFW-3726GRの違い

冬の夕方のリビング

  • FW-3726SGXとFW-3726GRは、暖房出力・畳数・タンク・着火時間・運転音が同じ
  • SGXだけにあるのは動くフラップ・省エネセンサー・傾いた操作パネル・白色バックライト液晶
  • 9Lタンク・汚れんキャップ・フィルタークリーナーはGRにも付いている
  • 価格.comの最安値はSGXが50,800円、GRが39,800円(2026年10月11日時点)
  • 価格重視ならGR、つけっぱなしが多いリビングならSGX
  • 型落ちのFW-3725SGXも候補になる
暖める力が同じと分かれば、あとは「その機能に11,000円を出すか」だけです。
使う部屋を思い浮かべて、選んでみてください。

※本記事の仕様・機能は、ダイニチ工業の公式サイト「家庭用石油ファンヒーター SGX TYPE」「GR TYPE」(いずれも2026年モデル)の各ページを、価格は価格.comの掲載情報を、2026年10月11日に確認して作成しています。価格・在庫は変動します。